初心者講座2:コンタクトが目の裏側に行くってあるの?

コンタクトレンズを初めて使ったとき、うまい具合に黒目の上にちょうどのっているものだと感心したことはないでしょうか。目は球体で、レンズはその上の一部を覆うようにのせられています。目は前後左右に動きますし、まぶたで動かされる力も加わるでしょう。どうしてレンズがずれないのか、極端な話、目の裏側に行ってしまうようなことはないのか不安になった人もいるかもしれません。


ですが、この点の心配は不要です。目は確かに球体ですが、眼窩の中に単にボールのように入れられているのとは構造的に異なります。実は目の裏側というか前方部分以外は眼窩とくっついた状態になっているのです。確かにまぶたの部分は目とくっついてはいませんが、くっついていないのはまぶた部分だけで、そこはいわばポケット状になっているわけです。


ですから、仮にレンズが黒目の上からずれるようなことがあっても、せいぜいそのポケットの中に入ってしまうくらいであって、目の構造上、裏側にまで行ってしまうことはあり得ません。しかも黒目の部分である角膜とそれ以外の部分とでは目は曲率が異なりますから、黒目の部分に合わせて処方されたレンズは黒目の上からずれると自然と外れてしまうようになっているのです。